【実録】CFDで大損した最悪な方法【追証発生】これだけは絶対にやらないでください!

追証

CFDを利用した投資は、多くの証券会社で利用できるようになりました。

しかし、そのCFDで破滅的な損失を被った個人投資家の、最悪な方法をご紹介します。

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CFDの投資戦略はいろいろある

CFD(差金決済取引)を利用した投資戦略には、以下のようなものがあります。

  • スキャルピング
  • デイトレード
  • スイングトレード
  • バイ・アンド・ホールド

スキャルピング
スキャルピングは数秒から数分程度の極端に短い時間に、何度も売買を繰り返して利益を積み重ねるトレード手法です。英語のscalpには「頭皮を剥ぐ」という意味もあり、薄い皮を何枚も剥ぐように、わずかな利幅を狙った細かい取引によって薄い利益を蓄積していきます。

デイトレード
デイトレードは1日の取引時間中に売買を完結させる取引です。主に株式・債券取引や外国為替証拠金取引、商品先物取引、差金決済取引、株価指数先物取引など流動性の高い取引において行われる事が多いです。

スイングトレード
スイングトレードは、1日以上数日から数週間に渡ってポジションを保持する取引戦略です。スイングトレードのポジションは通常、デイトレードのポジションよりも長く保持されますが、数か月または数年にわたって保持できるバイアンドホールド投資戦略よりも短くなります。

バイ・アンド・ホールド
バイ・アンド・ホールドは、長期に渡り保有し続ける投資戦略です。保有し続けている間、ある程度の価格変動を受けつつも、長期的に見れば、金融市場は良い利率のリターンを与えるという考えに基づいています。

【破滅】CFDで大損した最悪な方法【実録】

CFDで大損した最悪な方法がこれです。

  1. S&P500を200枚、買いポジションで購入(余裕資金の80%)
  2. 20ドル値上がりしたら売却(指値注文)
  3. 丸一日放置
  4. 翌日まで値上がりせず決済にならなかった場合、その時点の価格から20ドル値上がりしたら売却(指値注文)

1.S&P500を200枚、買いポジションで購入(余裕資金の80%)
S&P500を全力で一括購入します。ロスカットレートは若干下げるだけです。

2.20ドル値上がりしたら売却(指値注文)
S&P500のボラティリティを考慮して、20ドル値上がりしたら売却し、利益確定することとします。

3.丸一日放置
丸一日放置し、様子を見ます。

4.翌日まで値上がりせず決済にならなかった場合、その時点の価格から20ドル値上がりしたら売却(指値注文変更)
当日中に20ドル値上がりして決済になるのが理想ですが、決済にならなかった場合はその時点の価格から20ドル値上がりで売却するように指値注文を変更します。

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【唖然】取引の翌日に追証発生!!【最悪】

S&P500を200枚買いポジションで購入した翌日、朝起きてメールを見ると驚愕のお知らせが届いていました。

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株価指数CFD取引口座追加証拠金発生のお知らせ

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10/08 06:16時点において株価指数CFD取引口座の証拠金維持率が100%を下回りました。
つきましては、下記入金期日までに、追加証拠金のご入金、CFD取引口座へのお振り替え、または建玉の決済をお願いいたします。

■入金期日
10/12 03:00まで

■追加証拠金額
ーーーーーーーー円

上記期限までに当社にて追加証拠金の解消が確認できない場合、上記期限以降に株価指数CFD取引口座の全建玉を強制決済させていただきます。
上記期限時点が取引時間外の銘柄は、取引再開時の寄付きで強制決済させていただきます。

【ご注意】
・追加証拠金が発生した後、相場の変動等によりお客様の時価評価総額が必要証拠金額を上回った場合(証拠金維持率が100%を超えた場合)でも、追加証拠金の解消とはなりません。

事態をしばらく認識することができず、やってしまった感が半端ない状態に陥りました。

追加証拠金を積むような思考にも至らず、結局たった数日で投資額の40%を失う形で損切りすることになってしまいました。

【疑問】なぜこの最悪な方法を採用したのか?

  • お酒を飲んでいるときに思いついた
  • シミュレーションした結果、S&P500が大幅下落した月でも満足のいくリターンが得られていた
  • 追証を想定していなかった

お酒を飲んでいるときに思いついた
お酒を飲んでいてほろ酔い加減の時にふと思いついて、この方法だと安定したリターンが得られるのではと考えました。アルコールが入っている影響で判断力が低下しているのは明らかなのですが、当の本人は気持ちが大きくなり判断を疑うことはありませんでした。

シミュレーションした結果、S&P500が大幅下落した月でも満足のいくリターンが得られていた
S&P500が大幅下落した月でも利益がでている手法であれば問題ないと考え、S&P500が直近で大幅下落した1か月間をシミュレーションした結果、満足のいくリターンが得られることが分かりました。しかし、これはたった1か月間分のシミュレーションしただけなので、たまたまその月は利益が出ただけかもしれず、本来であれば何か月分、何年分とシミュレーションするべき投資金額だったといえます。

追証を想定していなかった
追証になった経験がなかった為に、追証になることを想定していませんでした。

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まとめ

CFDで大損した最悪な方法

  1. S&P500を200枚、買いポジションで購入(余裕資金の80%)
  2. 20ドル値上がりしたら売却(指値注文)
  3. 丸一日放置
  4. 翌日まで値上がりせず決済にならなかった場合、その時点の価格から20ドル値上がりしたら売却(指値注文変更)

普通に考えたら絶対にやらない手法なのですが、アルコールが入っていたり他の要因もあってやってしまった失敗になります。

投資の世界から一発退場でもおかしくない、最悪な投資のお話でした。

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